想いを込めて
Old Name 「 Dying Fascist / 瀕死のファシスト(象徴=馬)」
グレイブ・ホースレザー ダブルミラーライダースジャケット
Price // 220,000yen ( 200,000 )
Material
Horse Leather -100
Lining C-97,Pu-3
Finish
SPRAY WASH FINISH
個人的に相当に気に入ったアイテムが入荷しています。
当店ではインポート(海外仕入れ)アイテムも最近は増やしていますが、日本製である商品もとても大切に考えています。
いくつかの理由がそこには存在する。
・日本人らしい緻密さと誠実さを持った生産背景から生み出された確かな商品
・想いを理解しやすい
・フィッティングにおいて日本人向けに設計されたシルエットライン
洋服が好きだったりするとつい「インポートってやっぱりいいよね」という言いがちですが、それは盲目的だと僕は思っていてあくまで「ブランド」、そして「モノそのもの」という目線でバイイング、セレクトを行います。
今日紹介のこの商品に関して言えばその中で作り込みの背景として「日本最高峰のレザータンナー(兵庫県姫路)」、「最高のシルエット構築」、「想い」それらがバームクーヘンの層のように緻密に重なり合い最高で最強の仕上がりになっています。
僕が自身で着ている写真です。
ライダースという構築においては非常にシンプルでそれはある意味では普遍性を意味します。つまりは永続的に着込み味を出していくことで自分だけの一着に染め上げる。そんな想いもこのアイテムには載せています。
重厚な革でありながらもオイルを多量の含ませたフルタンニンレザーは着込んでいくことで、自分の体に馴染んでいき自己のみのシワが刻まれていく様は想像しただけで楽しくなる1着でもあります。
ライダースとは特別な存在です。
元々は名の通りライダー(バイク乗り)の為に生まれたそのデザインはその後ロッカーの象徴ともされました。音楽と洋服という切っても切れない密接な繋がりも生み出したました。つまりその背景は自身の生き方を映し出すということにも繋がります。洋服とはその自己の主張へ結びつく大切な存在であり、趣味でありそれらを提案することが僕らの仕事であります。
要するに「どう生きて欲しいか」大袈裟なようでありますが、そういったことも伝えていくこともまた僕らの仕事の1部だと思っていますし、それをしていくことが普通の(つまりそれは一般的という意味合いに置いて)洋服屋とは一線を画し地下の隅、世界の隅でこの店を僕が続ける1つの理由でもあると言えます。
ディティール等の説明は WEB STORE に記載しておりますのでぜひそちらを御覧下さい。(ここでは主に想い=マインドを話していますので)
朽ちていく美しさ。
美学。
そんな商品は世界の中で多くはありません。
そんな少ない欠片のようなものを探し回って僕はセレクトをしているつもりですし、そういう気持ちで居ます。
お客様(FAMILY、オーディエンス)の元へ届いた後にその1年後にその商品の生涯を終えているようなモノであって欲しくはないのです。
1年後のその商品の姿、3年後の姿、出来れば10年後の姿を「一緒に、いいね」と言いたい。
そんな風に愛されて朽ちていく商品たちであって欲しいと思って、それを自分の中で前提と置きセレクトをする基準にもしています。
刻まれていくシワの数々はきっとその人そのものの生き様を示すと思っています。
深いシワ、浅いシワ、無数のシワは歩みに似ていると思うのです。
どこで買ってもモノ自体のクオリティ、品質に違いはありません。
それでも「あの店」で、「あの人」から。
そんなことを想ってくれたらまた嬉しく感じています。
最後にたった今上に「どこで買ってもモノ自体のクオリティ、品質に違いはありません」と書きましたが、今だと唯一ちょっとだけ違うようです。(笑)
当店では現在増税に伴う国政である『キャッシュレス還元』に対応しております。
ご利用になるキャッシュレス会社(クレジットカード、アプリ等)によって還元は異なりますがお買い物金額の5%が還元となっております。
特に大きな買い物においては大きな金額にもなりますので、ぜひこういった機会にお買い物を検討して頂ければ幸いです。
還元に関してお客様側での手続き等は必要ありません。
>>> 詳しくはこちらのページに記載しておりますのでぜひ御覧下さい
* 還元は来年6月までの予定となっておりますが国政の為変更などもある可能性もございます